桐生高校同窓会
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20年度同窓会のお知らせ


創立90周年式典が開催




式典で挨拶する大野校長


感謝状を受け取る塚越前会長
 平成19年11月2日、本校創立90周年記念式典が市民文化会館シルクホールで行われた。式典は、在校生841名、教職員66名、来賓150余名を迎えて盛大に行われた。
 式典は国歌斉唱、物故者に対する黙祷に続き、大野校長が式辞を述べられた。
 大野校長の式辞では、本校15代野村吉之助校長の言葉を引用し、「青年の本領は前進力にある」盛大に開催とし、「地域や我が国の明日を担う者として、今日の式典を新たな出発点にして、さらに努力を続け、堂々と前進して行こう」と在校生に話された。
 さらに、90周年記念事業実行委員会委員長で同窓会長の宮地由高委員長は「本校は、桐生の自治精神が今でいう市民運動となって創立された。桐生の発展は桐高の発展なくしてはありえない。卒寿を新たな出発点として、地域の発展に寄与できるよう努力していこう」と同窓生や在校生に呼びかけた。
 続いて感謝状の贈呈が行われ、同窓会会長を27年間にわたって務め、育英基金として1,000万円を寄付した塚越平人前同窓会長様をはじめ、歴代PTA会長10名、学校史編纂功労者四名に感謝状が贈られた。
 
 さらに、この式典のメインである「生徒宣誓」では、三年生の四名、安松哲生君・田島遼君・黒田友貴君・栗原千絵梨さんによる合同の宣誓がおこなわれ、参列した方々に感銘を与える素晴らしい宣誓となった。なお、宣誓の要旨は次のとおりであった。

一、友との出会いに感謝し、その絆を深める。

一、熱き思いを胸に前へと踏み出す。

一、好奇心をもって経験を積み、行動をもって社会へ示す。

 常に桐高のプライドを持ち続け、世界へ羽ばたく努力を続けることを誓う。



生徒宣誓

 また、生徒会長小林数馬君からは、「90周年記念事業に感謝すると共に、誇りある桐高の歴史と伝統を引き継ぎ、地域社会の期待に応えるべく一層の努力をしたい」と謝辞が述べられた。
 来賓祝辞として、県教育委員長、県議会議員代表、桐生市長、県高校校長会長の方々から、新たな旅立ちをむかえる桐高への応援の工-ルをいただき、式典は盛大に滞りなく終了した。
 式典後、ぐんま昆虫の森園長の矢島稔先生による
記念講演が行われた。
 記念行事の締めくくりとしての祝賀会は、市民会館スカイホールへと会場を移し、120余名の出席者のもと和やかな雰囲気の中で行われた。



90周年記念事業

90周年を記念して、次め四つの事業を行った。


① 90周年記念史刊行
 平成十二年に刊行した「桐生高校八十年史」に掲載できなかった資料を中心に編纂した。昭和十八年卒め同窓生で元本校教諭の松尾八郎先生が八十年史に続いて今回も編集の中心となって完成した。カバーの校舎全景航空写真は昭和四十三年卒の須藤健一さん、校門や日光ヒバのスケッチは昭和27年卒の鈴木正三さんによるものである。

② 同窓会名簿刊行
 五年毎の名簿発行で、今回は第十四号になる。在校生を含めた約二万二千名の同窓生名簿で、表紙は昭和四十年卒業の詩画家星野富弘さんの作品である「竹」を使用している。

③ 中型バス寄贈
 学校バスの老朽化に加え、部活動の活性化による輸送増に対応したもの。同窓会が購入し、学校に寄贈した。
④ 航空写真撮影
校舎の全景写真を上空から昭和四十三年卒の須藤健一さんが撮影したものである。
 写真は同窓会名簿や90年史にも使用されている。




 
         




90年史

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