桐生高校同窓会
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20年度同窓会のお知らせ
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平成23年度定期総会



吹奏楽委員会による演奏 


応援指導委員会と吹奏楽委員会


合唱団「山紫」の合唱


賀詞贈呈

 本年度の定期総会は、平成23年7月2日(土)に桐生市市民文化会館で開催され、約150名が出席した。本年度の運営は、柳明彦君を幹事長とする昭和52年卒業生が担当した。
 開会に先立って、吹奏楽委員会による美しい演奏が披露され、また、応援団長と吹奏楽による校歌指揮が行われ、野球部に熱き応援をした日々を思い出しながら、校歌が高らかに歌われた。
 OB合唱団「山紫」の歌声も披露されたが、日頃から山紫会館で練習を積み重ねているだけあって、相も変わらぬ美声が会場に響いた。
 そして、幹事学年の小磯正康弁護士による講演を挟んで、同窓会総会が開会された。
 総会は、物故会員への黙祷、校歌斉唱、宮地由高同窓会長と尾池武校長(本年4月着任。本校昭和48年卒)の挨拶の順で行われた。宮地会長からは校内に桜を植樹した「桜プロジェクト」と、在校生による東日本大震災被災地ボランティア支援を中心に話がなされ、尾池校長からは4月以来の桐高生の多方面における活躍が紹介された。
 続いて、喜寿をめでたく迎えた先輩諸氏45名に賀詞と記念品が贈呈された。
 その後、議事が進行されたが、まずは昨年度の事業報告・会計報告が審議された。大きな特色としては、「桜プロジェクト」事業に伴って、会計の「基金の部」に「桜基金」が設けられたことである。総額5,833,500円の寄付が集まり、植樹された桜が本年4月に早くも美しい花を咲かせたが、今後はその定期的な手入れ等に使われていく基金である。 次に、平成23年度・24年度の役員案(7名の退任と8名の新加入)と、本年度事業案・予算案が提案・承認されて、閉会された。
















阿部 高久 副会長


川島 康雄 副会長



事務局と会計・監査


事務局と会計・監査

宮地 由高 会長


辻 正男 副会長


尾池 武 校長


校長と会長・副会長


議長 篠田一
           
定期総会懇親会

 会場をスカイホールに移して、300名を越える出席者を得て、懇親会が華やかに繰り広げられた。
 広い会場のあちらこちらから歓談や笑い声が絶えない中、幹事学年の小曽根政文君の軽妙な司会運びによって、米寿を迎えた大先輩から、桐生の街起こしプロジェクトを開始した20代の若者たちまで、各世代の楽しいスピーチが会場を沸かせた。本校卒業生の桐生市・みどり市両市長もスピーチに立たされた。
 話は尽きない様子で、予定された1時間半は瞬く間に過ぎ、無事閉幕された。


懇親会風景


宮地 由高 会長




亀山 豊文 桐生市長


幹事学年(昭和50年卒)のあいさつ

尾池 武 校長


石原 条 みどり市長


校歌による懇親会の〆



平成23年度定期総会講演会





講演中の小磯 正康氏

『被害者と共生する社会を目指して』
弁護士 小磯 正康 氏(昭和52年卒)


講演会要旨
 被害は、一家の働き手を失って生活が困窮するといったことにとどまらない。時間が経ってもその場面を思い出すフラッシュバックに苦しめられ、周囲も扱いに困って離職につながる場合も出てくる。子供が被害者の場合は夫婦や家族の間で責任を巡っての争いが始まることもある。女性の性的被害の場合は、警察の取り調べで傷ついたり、裁判で自分に落ち度があったと思われたり、周囲の人の言動で傷つく二次的被害もある。
 こうして、被害者が孤立してしまうことも多かったが、平成になって、ようやく世論も高まり、平成16年には犯罪被害者等基本法が制定され、さまざまな施策が実施されるようになってきた。また、平成20年度には被害者参加制度ができて、刑事裁判において、質問や意見が述べられるようになった。さらに、刑事裁判で有罪の判決が出ると、簡単で安価な手続きで民事的な損害賠償命令が出る制度も定められた。
 被害者の気持ちを分かる人が増えれば増えるほど、社会から犯罪そのものが減るのではないかと思う。犯罪被害者支援を通じて、安心・安全な社会に近づくと思う。これがまさに、被害者と共生する社会である。
 私の関係しているNPO法人「被害者支援ネットステップぐんま」は公的に認められている群馬唯一の団体であり、被害者を直接支援するスタッフもおり、ボランティアの育成もしているので、財政的援助をしていただければありがたい。


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